つれづれなるままに...
これはここでおきた出来事を気が向いたときにつづったものです。
2007年4〜6月の巻...
<過去の「つれづれなるままに」はこちら>
2003年5月以前 2003年6〜7月 2003年8〜9月 2003年10〜12月
2004年1〜3月 2004年4〜6月 2004年7〜9月 2004年10〜12月
2005年1〜3月 2005年4〜6月 2005年7〜9月 2005年10〜12月
2006年1〜3月 2006年4〜6月 2006年7〜9月 2006年10〜12月
2007年1〜3月 2007年7〜9月 2007年10〜12月 2008年1〜3月
<最新の「つれづれなるままに」>
6月29日
やっと雨降った〜♪
前にまとまった雨が降ったのはいつだったっけ、というくらい、畑はカラカラに乾ききっていた。昨日の夕方から雲行きはあやしかったけれど、パラパラ降るぐらいで、昨日は全然まとまった雨になる様子はなかった。でも、昨日の予報では、今日まとまった雨が降り、それがすぎるとまたしばらく晴れの日が続きそうな感じだったし、となれば、この時期やっておきたいのはにんじんの種まき。にんじんの種は乾燥に弱いので、いつもは雨の直前を狙って種をまくのだが、このカラカラ天気で種をまく機会をなかなか得られず、でも、いまごろまいておかないと秋から冬越しのにんじんを収穫することができなくなってしまうので、はよ降らんかい〜と思うことしきり。
ただ、今日の何時に降り出すかが問題だった。だいたいにんじんの予定地の肥料まきから手をつけられていなかった。昨日は配達に出ていたし、やるなら今日しかないんだけど、朝から降られたら種以前に肥料もまけないから逆にお手上げ。幸い、午後から雨という予報になっていたので、朝一番で肥料を袋詰めして畑に持ち込み、正午過ぎになんとか畑を準備し、お昼過ぎに急いでにんじんの種をまいて、なんとか雨の前に終了!!!
ところが...
夕方、いきなりスコールのような激しい雨になり、畑は場所によっては水がしみこまず、表面に水たまりが浮いたようになっていた。しかも雨は1〜2時間でやんでしまい、とりあえず降った、という程度で終わってしまった。こうなると、せっかくまいたにんじんの種が流されていないか心配になるし、また土の表面ががちんがちんに固まって、たとえ種が無事だったとしてもなかなか発芽しない、ということも十分ありえる話。雨はほどほどに降ってくれないと困ります。でも、これまでのカラカラ天気からすれば、今回の雨が多少なりともありがたい雨であったことは間違いない。
6月25日
懸案の新しい鶏小屋がやっと2日前に「半完成」して(2部屋のうちの1部屋が運用可能になった)、早速4月生まれのヒナたちをそこへ移動した...ところまでは順調だった。ところが昨日の朝に見回りに行くと、なんと鶏小屋を囲っていたビニールが何者かに食いちぎられた痕があった。さらに金網も引っ張られた形跡があったが、どうもこれらはキツネ(もしくは野犬)の仕業であろう。幸い、頑丈に囲ってあったせいか、壊されたり侵入されたりということまではいっていなかったので、この子たちの命に別状はなかったのだが、大人たちの産卵のほうには大きなストレスとして影響してしまっていたらしい。もちろん、大人たちも誰一人として死んではいなかったのだけれど、前日までとあきらかに産卵や食欲が違っているところからすると、直接襲撃されなかったにせよ、ヒナたちがびっくりしてパニックになっているのを敏感に感じた大人たちが、それをストレスに感じることは十分考えられる。もちろん、これが杞憂ですぐに回復してくれることを祈るばかりなのだが、季節柄、だんだん産卵率が下がってくる時季だし、あまり多くは期待できないので、ちょっと後ろ向きになってしまったりもする。あとは2月のヒナたちに期待するしかない。とはいえ、この子たちもストレスを感じてしまっているだろうから、産卵開始が遅れてしまうのかもしれない。よりによってたまごが不足気味のときに...あ〜あ。
6月15日
この1週間でまた雨が全然降らず、そのうえ真夏のような暑さが続いたこともあって、畑は乾ききってしまっていた。畑の表土は完全に白っぽくなっていて、場所によってはヒビができたほど。昨日の夕方から、道内では所によってバケツをひっくり返したような雨が降った、などという話が伝わってきたものの、我が家の周辺ではそんな強い雨は一切降らず、昨晩から朝方にかけ、弱い雨が降った程度だった。朝起きてみて、畑の土は久しぶりに黒く染まっていたものの、表面の土を蹴ってみるとすぐさま白い土が顔を出していて、これじゃあお湿りにもならんぞ、と愕然とした。それでも、多少は苗を定植したり葉ものの種まきをしたりはしたけれど、とうの昔に種をまいたほうれん草などの葉ものは全然大きくなってこないし、正直、葉ものは味がパサパサした感じになっていて、雨が降るまで売るのやめようかなぁ〜と思ってしまいたくもなる。でも、そんなこと言っていられないので売って歩くのだけれど、なんだかなぁ。
ところで、今日は岐阜からやってきた女の子を千歳に迎えに行ってきた。この子とはしばらく一緒に過ごす予定。この先が楽しみである。
6月11日
ちょうど一週間前に引き続き、今晩も夜暗くなってからトラクターで畑を起こしていた。もちろん、明るいうちだけでは仕事が追いつかないからこういうことになるのだ。とはいえ、このところ夏のような日が続いていて、お昼の前後数時間は体力を消耗してしまうので、あまり外で仕事をしたくないのが本音。だから、かえって涼しくなった夕方あたりからエンジンがかかってきて、暗くなってもまだやる気になっていたりするから不思議なものだ。夏の日差しがあるからこそ、いろんなものを収穫できるし食べることができるのだけれど、やっぱり暑いのは苦手なことこの上ない。
6月8日
ガソリンの話の続き。1日に苫小牧に用事があって出かけたのだが、その日はどのスタンドも値上げをしていない様子だった。で、その翌日は札幌に行ったけれど、これまた値上げがされていない様子だった。しかし、4日ごろになって札幌で値上がりしはじめ、今朝の新聞では苫小牧でも値上げという記事が出ていた。5月のときは1日になったとたんに一斉に10円以上も値上がりして、販売店側がよっぽど消費者の不満を買ったと見てか、今回は様子見、というところだったのだろう。
さて、昨日の夜中から午前中にかけ、久々に程よくまとまった雨が降って、カラカラに乾ききっていた畑には恵みの雨になったけれど、一方で野の草もにわかにボーボーになってきた。春先は鶏に与える緑餌に苦労したけれど、今はこんなありさまだから緑餌に事欠かない。鶏は喜んで野の草をついばんでいる。おかげでたまごの黄身はずいぶん草の色が鮮やかに反映されるようになり、割ったときの見た目がよくなってきたのはありがたいことだ。
5月31日
来月からまた、原油価格上昇で石油製品の値上げが予定されている、ということもあってか、昨日札幌に行った帰り、いつも行くセルフのガソリンスタンドに寄ったら大行列になっていた。といっても、自分の車には昨日ガソリンを入れたばかりだったので、10リットルも入らないとは思われた。だが、それでも値上げしてからだと悔しいので、少しでも安いうちに、とたった8リットルだけではあったが、補給して帰宅。さて、明日以降値段は...。
5月23日
昨日、犬のだりおが亡くなってしまった。
2週間ほど前、突然だりおの息遣いがおかしくなってきたので病院に連れて行った。獣医さんは聴診器を当てた瞬間に、肺が悪い」とのこと。熱は平熱より低いぐらいだったが、レントゲンをとってもらったところ、写真の様子からして肺に腫瘍ができている、という。とりあえず薬をもらって帰ってきたものの、もう長くはないかもしれない、と思い、これまで鶏小屋を見張ってくれていたのを、母屋のすぐ前へ連れてきて、そこで見守ることにした。だりおは日に日にきつくなっていった様子で、食もだんだん細くなっていったが、それでも私がそばに来ると顔を上げしっぽを振って反応していたし、好物のパンや鶏の骨はむしゃむしゃと食べていたが、それも昨日の薄明の頃までだった。そして朝6時半ごろ、私が母屋周りの見回りをしているうちに日なたで深い眠りに落ちていただりおの姿があった。
最近も農作業は遅々としている。今日はたまねぎの苗を植えたが、まだ今日植えた分の倍近く苗は残っている。昨年地中に潜む虫に食われて全滅してしまっただけに、今年こそは元気に育ってくれと祈るばかり。
5月11日
このところ、猛烈に風の強い日が続いている。そういえば去年の今ごろもこんな日が続いていた。
周囲に森林がない我が家では、風についてはある程度腹をくくらなくてはならない。そのかわり、畑を荒らす鹿などがやってこないという利点もあって(鹿の立場では「荒らす」という認識ではないだろうが)、何事も一長一短だともいえる。とはいえ、今日はこちら、明日はこちらと肥料をまきつづけるのには、畑が木々に囲まれている方が風除けには都合がよい。何年か前、防風のために植林したしらかばの木からは今年も葉っぱが出てきているが、早く大きくなってくれと祈るばかりである。
5月9日
以前、有機農業を営んでいる先輩の農家で、あまり一緒に生えるはずのないほうれん草とスギナが一緒に生えていた話を聞いたことがあった。「一緒に生えるはずがない」というのは、ほうれん草はアルカリ性の土を好むのに対し、スギナは酸性の土を好むからである。ほうれん草を栽培する私の側からすえば、スギナは「雑草」であり(スギナには申し訳ないが)、またスギナが多いということはそれだけほうれん草が育ちにくい土だということでもある。ここへ来た当初、土がかなり酸性に偏っていたこともあり、毎年毎年、肥料のほかに道内産ホタテ貝ガラを粉砕乾燥した粉末(アルカリが強い)を散布している。おかげでだいぶほうれん草が育つようになったが、それでも、まだまだスギナはほうれん草と一緒に生えてきている。もっとも、慣行栽培の農家では、おそらくスギナを駆除する薬を散布していると思われ、共生することは最初からあまり考えられないのかもしれないが、不思議といえば不思議な話である。
5月2日
先日、苫小牧のとある配達先で、「たくさん魚のアラをおらったから」と、そのアラ汁をもらってきた。八角だったか何だったか、魚の名前は忘れてしまったが、とてもおいしいだしで、最初は味付けせずにジャガイモや豆腐、長ねぎ、しょうがなどを入れて煮込み、おわんにとってからしょうゆで味付けしていただいた。翌日、こんどは鍋に味噌を溶かしてまた別の煮込み料理となった。ひとり暮らしだといちいち料理するのは面倒だから、とか、大鍋料理を作ると飽きてくる、とか、言い訳のひとつやふたつも出てくるのが普通だろうが、工夫次第ではほとんど同じ手間でいろんな味を楽しめるものなのだ。
また、そこでは魚のアラだけではなく、いろいろと料理の話に花が咲いた中で、ありがたい話もたくさんいただくことができた。魚は肉の部分だけではなく骨やアラもちゃんと使い道があるとか、野菜にしても皮ごと食べられるとか、そうすることで身体にもいいし生ゴミも少なくなるからエコクッキングになるとか。30分以上話し込んだのでここではとても全部を書ききれないけれど、そうした工夫のひとつひとつは、たとえば環境を守るために何か大きな行動を起こそう、あるいは環境破壊に反対するデモ活動に参加しよう、などと構えなくても(あるいはそういうのに参加するチャンスがないとしても)、日常生活の中で誰もが簡単にできることだし、そこで聞いた話の中で、簡単に実践できることは自分でもやっていきたいし、またそれを実践しながら伝えていく橋渡しもしていきたいなぁと思っている。
ということで、今晩の夕食の汁物に入れたほうれん草は、教わったとおりに手でちぎって鍋に放り込んだ。確かに、ほんのわずかのほうれん草のために、わざわざ包丁やまな板を使って洗いものや使う水を増やすことはない。目からうろこである。
4月28日
昨日と今日でトマトの苗を3.5寸のポットに移植した。つい2〜3日前までは双葉と本葉がちょこっとだけだったのに、移植するや、一気に成育が進んだ気がする。これで前の日まで小さな苗箱にあった、ということが信じられない。
話は変わるが、最近、よくパウンドケーキを焼くようになった。出荷できない割れたまごをそのままにしておくのももったいないので、どうせおやつを食べるのなら、と、以前はおやつにホットケーキをよく焼いていた。でも、ホットケーキはずうっとフライパンの前にいなくてはならないのが面倒で、最近作らなくなってしまって、そのかわりに去年のクリスマス前から、混ぜるだけなら10分とかからないパウンドケーキを作り始めたのである。オーブンに入れてしまえばほったらかしですむのが最大の長所なのだ。
ホットケーキを作っていた頃から、そしてパウンドケーキを焼き始めてからも、材料に混ぜる膨張剤にベーキングパウダーを使っていた。ところが、最近とある知り合いから、ベーキングパウダーは添加物のかたまりなので重曹を使ったらどうかと言われ、ベーキングパウダーの代わりに重曹を使おうと、半月ほど前、出かけたついでに某スーパーで重曹を探した。ところがその重曹、スーパーではお菓子売り場にはなく、どこにあるんだよ〜と思ったら、偶然漬物材料のコーナーで発見。
そして箱に書いてあるような割合で入れてみたところ、これが苦くて食えたものではなかった。かといって、それであきらめるわけにもいかずに試行錯誤が始まった。砂糖を増やして苦味を消す、ココアやシナモンを大量に入れてにおいを消す...等々、とりあえず食べられるようにはなったものの、わずかに重曹の苦味と言うかえぐみが残って、ベーキングパウダーを使ったときの味にはかなわない。そしてこんどは量を減らしてみたところ、あの苦い味はしなくなってきたが、こんどはいまいち膨らまなくなった。まあ、膨らまないならケーキの型を短いものにするか、材料の分量を1.5倍とか2倍とかにすればそれなりに見栄えがするのだが、なるほど、これじゃあお菓子売り場に重曹がないわけだ、と妙に納得してしまった。でも、おれは重曹でがんばるぞ〜。
4月25日
数日前、ノート型パソコンの画面が急に消えて見えなくなってしまった。が、別のパソコンを購入したところで、画面が見えないのでは、これまで作成したデータを保存したり、また別のパソコンに移動したりできなくなってしまうので、仕方なく中古のモニタを購入してそれだけはできるようにしたけれど、不便たることこの上ない。とりあえず、適当なパソコンが手当てできるまではこれでがんばることにする。
さて、ついこの間軽トラの車検を済ませたかと思ったらあれから2年、またまた車検を受けるべく室蘭まで行ってきた。いつもだったら自分しかいないようなすいている車検場だが、今日はだいぶ順番待ちの車で渋滞していた。どうもいろんな車屋さんが預かった車を車検に持ってきていたかららしい。
ユーザー車検は今回で4回目だし、手順はわかっていたつもりだったが、なんと検査で「不合格」を食らってしまった。不合格の理由はライトの向きがおかしいのとサイドブレーキの不具合、ということだった。ただ、「不合格」といっても、本当にダメなものばかりかというとそうでもなく、自分ですぐ直せるものについては車検場の駐車場で調整して、その日のうちであれば、何度でも合格するまで検査ラインでやり直すことはできるし、車に異常がなくても、テストの装置上でうまく操作できなかっただけで不合格になることもあって、これまたやり直せば問題はない。とはいえ、ライトは交換したばかりだったので、光軸がずれていることも予想されたし、直し方も知っていたので問題なかったが、サイドブレーキで不合格になったのは不安だった。でも、光軸を直して再度検査ラインへ進入したときは、サイドブレーキの検査で合格したので、やはり装置の上での私の操作ミスが原因だったとわかりほっとした。
ところが、不合格だったのは私ばかりではなく、なんと、プロの車屋さんが持ち込んだ車が次々に「不合格」を食らっていたのだ。それも、不合格の理由は私と同様、ライトとサイドブレーキ。様子を観察していると、車屋さんはたいがい光軸を検査する機械を持ち合わせていないようで(私が普段お世話になる車屋さんでもそんな機械を見たことはない)、とりあえずラインに進入してみて、そこで光軸がずれていたら車検場で直してしまえ、という感じだったし、サイドブレーキにしても、他人の車ではクセが違うからなのか、ブレーキを引くタイミングを合わせられない、という感じだった。それでは検査ラインが渋滞するはずである。
ちなみに今回の車検でかかった費用は、2年分の自賠責保険25,000円、重量税や手数料などで10,540円、合計35,540円。軽自動車を自分で車検に通すとこの程度で済んでしまうのだ。ただし、車検に持っていく前の段階で、日常の動作に異状はないか日々注意するとか、修理が必要な状態に陥ったらいつでも車屋さんに持っていけるようにしておくとか、いろいろな努力は必要ではあるが。
4月18日
今年初めての露地ものの種まきをした。ほうれん草、小松菜、など。昨年から比べればだいぶ早く種をまくことができた。
ところで、今年の春は例年よりネズミの害が少ない。2月のヒナも外の小屋へ引越しおおよそ1ヶ月、ネズミに食われることなく大きくなっているし、昨年はボロボロにされたトマトやナスなどの苗もいまのところ異状はない。もちろん、まったくネズミがいないわけではなく、たまに粘着シートやネズミ捕りのカゴに引っかかっているのもいるが、それにしても昨春までからすればごくわずか。母屋の周りでも、今のところ、食われたネズミは見かけても、ネズミに食われたものにはお目にかかっていない。この陰には猫たちの活躍もあるのだろうが、積雪が少なかったせいもあるのかもしれない。
しかし、ネズミの害はなにも春先だけではない。あさっては今年2回目のヒナが来る予定。ここで油断をするとまたネズミに足元をすくわれてしまうかもしれないので、気を引き締めなくては、と思う。
4月13日
今月に入って雨や雪の日が多く、あまり畑には入れない。そこへきてトラクターのカギが折れてしまってエンジンをかけられない状態に。これでは畑作業はお手上げである。
しかし、そういうときには別の仕事を片付けられるようになっていて、有機認証がらみの書類を書き上げたり、また昨日は午前中苫小牧へ行って午後は札幌へ、そして今日は今日で札幌から千歳、早来とまたまた大移動。明日も峠越えの用事があるし、来週も岩見沢や三笠に行く用事があり、また今月中には室蘭にも行く予定がある。道内に住んでいると、これだけ書いたところでたいした移動じゃないよね、といわれてしまいそうだが、東京や大阪あたりだったら毎日が小旅行、という距離である。農業をやっていると全然どこにも出かけられないでしょう、などと言われるが、かえって大都会に住んでいる人よりもあちらこちらに行っているのは事実だと思う。
ところで、2月に購入した車が部品取り寄せのためにしばらく入院していて、3月は代車を使わせてもらっていた。その車は私が普段使わないオートマ車だったのだが、しばらくオートマ車に乗っていて、どう考えても、同じエンジンならマニュアル車に燃費はかなわないだろうな、と感じたものだった。ご存知のとおり、オートマ車はマニュアル車のようにエンストの心配をすることなく、自分でギアチェンジしなくても(バックに入れるときは例外だが)勝手にギアが切り替わってくれる。
だが、これがかなりの曲者。
同じようなスピードで走っていても、切り替わる境界線の速度で走っていると、高速のギアに切り替わってモーターの回転が軽くなったと思ったら、いきなり低速のギアに切り替わってモーターが重たくなったり、逆に上り坂だからもう少し低速のギアで引っ張りたいなと思っても、いきなりギアチェンジしてパワーダウン、急速にスピードが落ちてまたギアチェンジ...ということにもなる。さらに、自分ひとりなら境界線の速度を避ければよいが、いつも単騎走行できるわけもなく、前後に車があるときはそうもいかない。いくら操作が楽でも、モーターにとってはいい迷惑である。そういった車のクセをつかんでからは、極力、急激にモーターの回転数に変動を与えないように心がけたので、借り始めた当初よりも乗りなれた頃にはリッター2キロぐらい燃費がよくなった。しかし、それでも私が過去に乗ったことのある、同じ排気量のマニュアル車からすれば燃費は悪い。もちろん、いろいろな走行条件によって左右されるから一概にはいえないが、どう考えても、同じエンジンならオートマよりもマニュアルのほうが燃費はいいと思う。なぜ大型トラックやタクシーの多くがマニュアルなのか、を考えれば理由は明らかである(最近のタクシーはオートマも増えているらしいが)。
今週、久しぶりに車が帰ってきてあちらこちらへ走り回っているが、やはりマニュアル車は運転しやすい。いまどきこんなこという私はひねくれ者なのだろうか。
4月4日
雪は畑からほぼ消え去り、納屋の北側などに少しとけ残る程度になった...と思ったら、今日の夕方から寒気の影響か、あっという間に5センチぐらいの雪が積もった。べちゃべちゃしているので、明朝しばらくしたら消え去ってしまうとは思うが、どうも今年は3月に入ってからが暖かくなるのが遅いような気がしている。それでも、朝氷点下二桁になることはないし、昼間も日が出ていれば手袋はいらない。いまが東京の真冬より少し寒いぐらいだが、東京近辺にいたころなら、この気温だと確実に手袋をしたような気がする。もう身体が北国仕様に慣れてしまったのだろう。
と思っていたら、昼の暖かさで外したままの手袋がどこかにいってしまった。どこに置いたのか全然思い出せない。よく、雨の後には傘の忘れ物が増えるというけれど、たいがい忘れた場所は思い出せるもので、ただすぐ近くじゃないからそのまま放置しているだけの話。こちらは場所が思い出せないから重症だ。しかも敷地内のはずなのに。三十代半ばにしてこれではまずい、少しは頭のトレーニングしなきゃなぁ。
4月1日
今日はエイプリル・フールだったので、少しホームページの一部をいじってみましたが、お気づきになりましたか?翌日からはその部分を元通りにしておきますので念のため。
最近はこの日にあまり大うそをついたりはしなくなったが、といいつつ、今日は苫小牧のとあるお宅で
「今朝うっすら雪降ったねぇ...すぐとけたけど」
と言われたので、
「そうですねえ、うちのほうでは50センチ積もりましたから」
と答えてしまった。50センチはありえないとしても、朝起きて一面真っ白だったのは事実。でも話を100倍にふくらませすぎだったか。すぐとけてしまったくらいだし。
明日はいよいよキャベツやブロッコリーの種まきをする予定。これは本当ですよ!!!
Copyright(C) since2003 Hyakusho-neu-ie All Rigts Reserved