つれづれなるままに...

これはここでおきた出来事を気が向いたときにつづったものです。


2003年10〜12月の巻...
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最新の「つれづれなるままに」

12月29日

 一昨日(27日)の晩から昨日の未明にかけてまとまった雪が降って、積雪は20センチぐらいになっただろうか。それで昨日は鶏小屋のわきにたまっていた雪を除雪しておいた。これでやっと冬らしくなったか、とおもったら今日また雨が降って、一気に積雪が減ってしまった。除雪したところに至っては土が露出している。いったい今回の冬は本当にくるのかと疑いたくもなってくる。
 当然、庭先も積雪は5センチあるかないかの状態なので、地中に埋めた漬け物の樽(11月28日参照)も雪をかぶることなく、いつでも取り出せるような状態になっている。白菜漬け、たくあん、ニシン漬けをちょこちょこ取り出してはいるのだが、今日は白菜漬けとニシン漬けを樽から上げた。全然しばれてもいないし、かといって発酵が進みすぎていたんだような状態でもない。もちろん、これで美味しいかといわれると疑問符がつくけれども、ひと様にお召し上がりいただくようなものではないので、自分の越冬の足しになるのであればこれで十分。

12月24日

 一昨日、いつものように夕方鶏小屋を見回りに行くと、いつもならみな止まり木に止まっているはずなのに、1羽産卵箱の中でじっとしているのがいた。確かに、たまには止まり木に止まらずに産卵箱で眠ろうとするのもいるのだが、産卵箱で眠られてしまうと、鶏は「寝ぐそ」をたれてしまうので、そうすると産卵箱がフンで汚れて、それが翌日以降のたまごに汚れがつくことにつながる。だからその産卵箱にいた鶏もまた捕まえて止まり木に連れて行こうとおもったが、捕まえてみると、なんと脱腸していたのである。しかもちょっと押し込んだぐらいでは戻らないほど飛び出していたのである。このままでは明日の朝には同じ部屋の子たちに尻をつつかれて死んでしまうのはほとんど確実だったし、仮に隔離しておいたところであれだけ腸が飛び出していたのでは長生きできないのも目に見えている。そこで、申し訳ないけれど、自給用の食料としてありがたくいただくべく、すぐに安楽死処分にすることにした。血抜きをして毛も抜いて、さらに解体して、もも肉、手羽肉、ささみ、ガラに分けて冷蔵庫に保存した。
 そして迎えたクリスマスイブの夜、クリスマスだからと特に変わったイベントもなく、いつものようにひとりでの夕食であった。ただ、唯一クリスマスらしいといえば、塩とこしょうで味付けをしたこの鶏の骨付きのもも肉を焼いたのが食卓にのぼったことだった。おとといこの子をつぶしたとき、たまたま実家から来て滞在していた母が「天からのクリスマスプレゼントだったんだねぇ」ということを言っていたのだが、口にする前にそのことをふと思い出し、合掌せずにはいられなかった。どうもご馳走様でした。

12月20日

 今週は北海道の制度で研修生の受講が必修となっている「経営管理研修」なるものを本別の道立農業大学校で受講してきた。そのなかで、何年も前に新規で就農された方のお話など伺う時間もあったのだが、経営の軌道に乗せておられる方はそれなりの努力をしているのだ、ということを強く感じた1週間だった。
 さて、いざ帰宅する段になって、十勝地方は大雪になっていて、国道274号線の日勝峠を上るときは、視界もわるく、また圧雪アイスバーンの路面でえらく走るのに苦労したが、峠を越えた瞬間、日高側にはいると路面に雪はほとんどなく、追分に帰ってきてもこの1週間で積雪が増えている様子はなかった。いくらなんでも去年に比べて雪が少ないし、だいたい暖かすぎる。このまま暖冬で年を越してしまうのだろうか。

12月13日

 いやあ今朝は寒かった。それもそのはず、外へ出ると鼻の中が凍るような感覚で、実際玄関先の温度計も15度(もちろん氷点下)をさしていた。犬の水は容器の底まで完全に凍っていたのだが、鶏小屋の水はというと、桶の表面こそ凍っているものの、棒でつつくと簡単に氷は割れた。せいぜい厚さ1センチぐらいだったろうか。割れたとみるや、鶏たちはあっという間に水場に群がって美味しそうに水を吸っていた。これはおそらく、鶏小屋の床がいくらか発酵して熱が出て、それが水を温めて完全に凍らせないようになっている、ということなのだろう。

12月7日

 昨日の晩までは雨が降っていたけれど、夜中のうちに雪に変わっていて、今朝外へ出てみると一面真っ白、雪はお昼前まで降り続き、だいたい10センチぐらいだろうか、しっかりした積雪状態になってしまった。午後は天気もよくてぽかぽかしていたけれど、雪がとけるほどでもない。しかも、道路では中途半端に雪どけしたものだから、夕方になって気温が急速に下がり、研修先にたまごを届けに行ったときにはブラックアイスバーンになっていて、ハンドルを握る手もちょっと震えていた。

12月5日

 北海道にいよいよ真冬並みの寒気がやってきて、積雪の多くなっている地域もあるらしいが、相変わらずこのあたりでは積雪はゼロ。昨日は晴れのち曇り、そして今日は一日晴れ。追分のまちに用事があって車を走らせると、国道234号の交差点で信号待ちしている間、南から走ってくる車は何事もなかったかのように通り過ぎるけれど、北から走ってきた車の中には車全体が雪をかぶっていて、ナンバープレートが見えないものも多い。岩見沢から北のほうではかなり激しく雪が降ったらしいので、おそらくそういうところから走ってきた車なのだろう。でも、岩見沢から追分までは車でせいぜい40分かそこらの距離なのに、ちょっとのことでこうも違うものかと思わされたのだった。

12月3日

 このところ暖かい日が多いとはいっても、やはり日に日に寒さは厳しくなってきてはいる。夕方暗くなってから鶏小屋を見に行くと、ある日は止まり木いっぱいに広がっていて、ある日は止まり木の端にまだ何羽でも止まれる余裕があるのに気付く。もちろん、夜は全員が止まり木に止まって休むのであるが、寒いときほど止まり木の端に止まれる余裕が出てくる。それだけ、寒いときほど暖をとるために身体を寄せ合っているのだろう。今日の夕方はまだそれほど密集はしていなかったから、鶏たちにとってはこの程度の寒さはまだまだ平気ということなのだろう。鶏小屋を出て犬たちの様子をうかがうも、やはり地べたにふせて平気な顔をしている。一方の私はもうストーブが手放せない、このなんと軟弱たることや。

11月28日

 根雪近しのプレッシャーの中、いろいろやるべきことが多いはずなのに、この1週間は私のほうがどっぷり漬け物に漬かってしまった。先週の土曜日(22日)に2回目のたくあん漬けを仕込んで、これで漬け物は最後かな〜とおもっていたところへ、翌日新巻鮭をいただいてしまい、ひとり暮らしの分際で食べきるのも大変なので、それならばと月曜になって鮭のいずしを仕込んでしまった。ただ、漬け物を仕込んだはいいが、部屋に置いたら発酵が進んではやくいたんでしまうし、凍らない程度に温度の低いお勝手の出入り口には樽はひとつしか置けず、かといって今まで置いていたお勝手の外にこれ以上置いておくのも凍結してしまうので、おとなりさんに教えてもらったやり方で、水曜日になって庭先の地中に囲うことにした。樽の大きさの穴を掘って、樽の上10センチが地面から出るようにふたをした樽を埋めて、上にシートをかぶせておけば大丈夫だという。15日に仕込んだ白菜の本漬けも済ませて、6日に漬けたたくあんの樽とともに白菜の樽も埋めておいた。
 これで一段落かな、とおもって片づけをしていたら突如某ラジオ局からの荷物が届く。なんと番組のプレゼントの身欠きにしんが当たってしまったのだ。確か番組では自分の名前が当選者として呼ばれた記憶がないので、まさか当たっているとは思っていなかったのだが...。それじゃあ使わない手はない、と、水曜日の晩に早速米のとぎ汁に身欠きにしんを浸し、昨日(木曜日)北広島や札幌に行ったついでにこうじなどを買ってきて、今日になってにしん漬けを仕込んで、これも地中に埋めておいた。
 でも、今朝は朝7時前に玄関先の温度計が氷点下11度を指す寒さ、鶏小屋の水はいうにおよばず、犬の水も完全に凍っていたのに、漬け物が心配で中をのぞいてみたが、白菜もたくあんのほうも全然凍っていなかった。これで上に雪が積もれば中身はしばれないよ、とおとなりさん。先人の知恵に感謝。そして、真冬の貴重な食料になるであろう、美味しい漬け物が食べられることを祈るばかりである。

11月23日

 今日は久しぶりに部屋の片づけをした。というのも午後来客があるから、あまりに散らかしたままにしておくのもどうかと思ったからなのだが、そういうことがないと片付けをしないというのも情けないといえば情けない。そしてお客様が帰られた後は、あっというまにいつもの状態に戻ってしまった。
 それにしてもこのあたりではほとんど雪が降らない。北海道内では木曜日の午後あたりから荒れた天気の続いているところも多いようではあるが、我が家では昨日の午後から今朝にかけて雪が「舞った」程度で、今日に至っては小春日和の一日、洗濯物を外に干せるほどであった。

11月18日

 いよいよ雪の季節が近づいてきて、部屋の中ではストーブをつけている時間がだんだん長くなってきた。しかし、ストーブをただつけているだけではなく、夕食の準備をする間に、水をはって煮干を放り込んだ鍋をストーブの上に置いておくと、そのうちだしは取れているし、蒲団に入れる湯たんぽ用にしようとやかんに水をはっておくと、いつのまにかあたたまっていて、ちょっとコンロで沸かしただけであつあつのお湯を湯たんぽに入れておける。また時には水の中に野菜や肉や魚を放りこんだ鍋をストーブの上に置いておけば、勝手に煮込み料理が出来上がっている。寒くなるのは現実として受け止めねばとおもいつつも、寒いなりの工夫もしていこうとおもう。

11月12日

 今朝は朝からいい天気で、洗濯物を外に干したり、また上着のジャンパーを脱いで、ブラウスとTシャツ2枚だけ着て仕事をしていた。ところが、10時過ぎて突如冷たい風。空はどんより。ぽつぽつ雨が降り出したのでハウスの組立作業を中断して、洗濯物も取り込んで母屋の中へ避難すると、やがて雪が降り出した。それも30分ほどで雨に変わってしまったけれど、とうとう白いものの姿をはっきりまぶたに焼きつけてしまった。
 ところで、昨日は6月にきたヒナが初めてのたまごをうんでいた。確かに日に日にえさ食いがよくなってはいたけれど、様子を見る限りではたまごはもう少し先かなあ、とおもっていた矢先のことだった。中にはおませさんもいた、ということなのかもしれない。

11月10日

 昨日の夕方、ひととおりの野良仕事を終えて、暗くなってから衆議院選挙の投票に出かけたのだが、その帰り、車のフロントガラスに水滴が飛んできた。これはにわか雨か?と最初はおもったのだが、窓に当たる音がべちゃべちゃという感じだったので、もしかしたらみぞれ?これでついに初雪か?とおもいなおす。しかしそれもすぐにやんでしまって、結局雨なのか雪なのか確かめようがなかった。でも、最近は茶の間にコタツを出したり、外が暗くなったらすぐにストーブをつけたりするようになっていて、確実に冬の訪れを身にしみて感じている。一転、今日は小春日和。もちろん、朝晩は暖房を使うけれども、気温が低くなっていても、やはりお日様がでているとぽかぽかした感じがして、冬の足音を一瞬忘れてしまうのだった。

11月6日

 干していた大根がだいぶ乾いて曲がるようになってきたので、たくあん漬けにすべく、大根を漬ける作業をした。お隣から米ぬかや塩などの「混ぜぬか」の分量を教えてもらっていたので、それを参考にやってはみたものの、なにぶんにも初めてなので、うまくいくかどうかが不安である。これがうまくいけば冬の貴重な食料の一部となってくれるはずであるが、はたして...。

11月3日

 最近、朝おきがけに部屋が暖まっているように、とストーブのタイマーをしかけているのだけれど、今朝は起きてみるとストーブの運転が止まっていた。このストーブは設定温度を超えると自動的に止まるようになっているから、よっぽど温度が高かったということなのだろうが、これはこの1ヶ月ぐらいでは初めてのことである。昼にしても、今ごろになって夏がきたんじゃないか、とおもうほどの暖かさだった。今年の7月でもこんなに暑くはなかったよなぁ、といいたくなるくらいで、実際、道内では11月としては観測史上最高の気温だったところも多かったらしい。しかし、明日から急に気温が下がってくるという予報が出ている。というか、今日が異常だっただけなんだろうけど、いよいよ冬がやってきそうな気配だ。

11月1日

 今日は近所の公園へ行って落ち葉を集めてきた。来年の春になったら鶏フンや米ぬかなどと混ぜて発酵させて、ひと夏かけて「再来年の」育苗用の床土を作ろうと思っているからである。息の長い話であるが、落ち葉を集めるなら根雪になる前の今のうちしかないのでそれもやむをえない。公園を散歩していたおばさんに話しかけられて、落ち葉をどうするのか聞かれ、今書いたようなことを言ったら、「先の長い話だねぇ〜」と、半分ぐらい(?)あきれられてしまったのだった。

10月29日

 どうもこの1ヶ月ぐらい、風呂場や台所の雨漏りが気になっていたので、思い切って天井に新しくトタン屋根をはることにして、板は準備していたのだが、なかなか天気が続かずに仕事ができず、やっとこの日曜月曜でうちつけた。すると昨晩から今日にかけての大雨にもかかわらず、まったく雨漏りはしなかった。これでしばらくは雨漏りから解放されそうだ。

10月24日

 日に日に寒さを感じるようになってきて、いいかげんやりたい仕事は山ほどあるのだが、ちょっと晴れたかとおもうとすぐに雨が降ったりで、なかなか外の作業ははかどらない。そんな中、今日は漬物第一弾ということで、自給用にと白菜の塩漬けに挑戦することにした。人がやっているのを手伝ったり見たりしたことはあったのだけれど、いざ初めてひとりでやってみて、はたしてうまくいくものかどうか、ものの本にあるように白菜を切って4〜5時間干して、それから塩をまぶしながら白菜を樽に押し込んで重石をのせて、いちおう形にはなったけれど、これでちゃんと漬かっているかどうかはもう少し日にちが経ってみないとわからない。そして今週末はたくあんの準備に大根を収穫して干したいものだ。さあがんばろう。

10月17日

 あっという間に10月も後半に突入、北海道の峠や山間部では雪が降ったという情報がこのところ毎日のように入ってくるようになって、そろそろこのへんでも初雪になるのか...という状況になってきた。初雪はたいがいすぐなくなってしまうのだろうけれど、根雪(翌春までとけずに残ってしまう雪)になる前に、短いハウスをあと何本かたてたり、畑を起こしておいたり、母屋の屋根の修繕をしたり、などなどやりたいことはいろいろあるのだけれど、はたしてどこまでやり切れるものか、これからが勝負どころである。

10月12日

 昼飯前、鶏小屋を見に行くと、5月生まれのヒナがいる部屋の隅っこに、初めて小さな卵が落ちていたのをみつけた。どの子がうんだ卵かはわからないけれど、もう「ヒナ」というにはふさわしくない、おとなの仲間入りをしはじめた子がいるということの証でもある。早速部屋へもちかえり、割ろうとするものの、簡単には割れ目がはいらない。おそらくカラがしっかりしているからなのだろう...ということにしておこう。やっとのおもいで、黄身がカラにかすって崩れないように...と、そ〜っとたまごを皿に落とすと、小さめではあったがちゃんとした黄身のある、しっかりしたたまごの姿があった。昼ご飯の準備もそこそこに、すぐに目玉焼きにして食べた。このまま順調にいくと、ほかの子たちもたまごをどんどんうみだしてくるだろうけれど、これからどれだけたまごを口にしても、今日感じた味をいつのまにか忘れてしまった、ということのないようにしたいものである。

10月11日

 このところ、5月にやってきた鶏のようすをみていると、おんどりは立派な体つきになって大きな声で鳴くようになってきたし、めんどりのほうも日に日にトサカが大きくなっていて、個体差はあるけれど、鮮やかに赤く色づいてきたのも多くなっている。人間にたとえていうなら、小学校高学年か中学生ぐらいであろうか、男の子ならおちんちんが大きくなってきたとか、女の子ならおっぱいが大きくなってきたとかいうところで、大人のからだになりつつあるということなのだけれど、それは外見だけの話。おんどりはたま〜にめんどりに近づいて種付けのしぐさをしようとする程度、めんどりはというと、あんまりおんどりに近づかれてもびっくりして逃げ出すような感じで、それにまだたまごをうみはじめていないから、まだからだだの中まで成熟しているというわけではないようだ。しかし、5月に生まれてもう5ヶ月、早い子なら初めてのたまごが出てくる日はそう遠くはなさそうだ。

10月7日

 3日にストーブを試運転して、配管の点検などして、翌朝寒くなるから、とこれまた試運転のつもりで起きる前だけタイマをしかけてストーブをつけだしたら、それ以来毎朝霜霜霜、もう朝のストーブはやめられなくなってしまった。今朝に至っては玄関前の温度計が0度を下回っていたし、鶏小屋の温度計も1度ぐらいだった。犬の水入れも表面にうっすらと氷がはっていたし、軽トラの窓も水滴が凍っていて、ワイパーを動かすぐらいでは窓は凍った水滴で曇ったままの状態であった。今日は有機農産物の認証の講習会に、朝早くから旭川まで出かけなくてはならないので、窓が凍ったままでは面倒だなあ、とおもっていたのだけれど、出かけるころには少しは暖かくなって窓の「氷」滴は消え去っていた。
 さて、その講習会だが、認証された有機農産物を生産・出荷する責任者となるにはこうした講習会を受講することが義務付けられている。以前、研修先のご主人にこの日に講習会があるからと紹介されたのだが、来年以降のことをにらんで、いまからでもできる準備はしておこう、ということで参加することにした。受講して特に強く感じたのだが、もし、実際申請するとなると、日々の農作業をきちんとすることはいうにおよばず、それ以上に記録をきちんと残しておく、ということのほうが散らかしぐせのある私には難しいような気さえしてきた。

10月4日

 今朝、10日ぶりに霜が降りた。朝一番で鶏小屋につるしてある最高最低温度計をみてみると、1.5度ぐらいまで下がっていたという表示。でも、これなら10日前に0度をさしていたぞ...とおもったけれど、前回までの霜と決定的に違うのは、鶏にエサや水をあげているうちにあっという間に10度ぐらいまであがっていたのが、今朝は天気がいいのに、2.5度ぐらいまでしか上がっていなくて、さらに、できたての下屋の波トタンの上に昨日の雨で残った水滴が凍っていたし、鶏小屋の前の出来上がり寸前の白菜も、先っちょがぱりぱりしていた。そして、さあおれも朝飯だ〜とおもって母屋へ戻ると、日も高くなっているというのに、母屋の前の日なたに止めてあった軽トラの荷台に薄い氷がはっているのに気づいた。さすがに、昼間になるとぽかぽかしてきたけれど、そのへんでは「ゆきむし」が舞っているし、もう初雪が近いのかな...

(注)
 「ゆきむし」とは、小さめのアリと同じぐらいの大きさの白っぽい飛べる虫。これがあたりをとびかうと、2〜3週間のうちに初雪が降ると言われている。


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