つれづれなるままに...
これはここでおきた出来事を気が向いたときにつづったものです。
2007年1〜3月の巻...
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3月26日
日に日に雪が少なくなっていき、日の当たる部分の雪はほとんど消え去った。あとは日当たりの悪い部分に多少残っている程度で、積雪状態でなくなるのも時間の問題...であろう。「であろう」というのは昨年のこともあるので。
ところで、来月保険の更新を迎える車が1台あって、その手続きのために保険会社の人と電話で話したのだが、これまでその都度振り込んでいたのが、これからは口座引き落としに移行していくようになるという説明だった。どうやら今年から10万円以上の現金の振り込みはATMで手続きできなくなってしまった一環らしい。確かに、ATMで手続きできなくなってしまったのは、昨今多発している詐欺事件の影響があるのは事実だろう。しかし冷静に考えると、詐欺事件に実際にだまされているのは、詐欺事件の当事者ではないはずの私たちのような気がするのだ。
というのは、ATMと窓口とでは窓口のほうが振込手数料が高いからである。
そもそも、まだATMがあまり普及していない当時は、ATMに人を誘導することで窓口業務を合理化させ、その分手数料に差をつけたはずである。だから、同じ金額を振り込むのなら、客側の意思で、人の手のかからないATMと人の手のかかる窓口とを選択することができたわけだ。
ところが、いまは10万円以上になれば強制的に窓口振り込みを選択「させられる」。零細農家の私ですら10万円以上の振り込みは頻繁に発生しているから、会社経営でなくても、個人事業主であればたいがいの人はこの網に引っかかる。また、事業を営んでいない個人でも、高額な買い物をした場合や土地取引などした場合は後日振り込みにすることも多いだろう。もっとも、振込先の銀行と同じ銀行の口座を所有していればいくらか限度額は高くなるし、幸い私は日常の行動範囲が広いこともあって複数の銀行の口座を所有できているので、実際に10万円が限度になることはほとんどないけれど、それにしても以前に比べればATMでの利用限度額が低く設定されているのは事実である。ということは事実上、振込手数料の「値上げ」になっているのだ。自分が機械オンチでATMが使えないから窓口に行って手間賃を余分に払う、というのなら納得して支払う。でも、強制的にATMを使えないようにしていて、でも窓口で窓口の手数料を支払わねばならない、というのはどうも納得がいかない。もし振り込み限度額の引き下げをやるのであれば、それと引き換えに手数料の見直しをすべきではなかったかと思うのだが...。
3月17日
今日ヒナを外の小屋へ移動させるにあたり、いくら猫がいるといっても鶏小屋の周囲にねずみが巣を作っているのはわかっていたので、昨晩わなを仕掛けておいたところ、今朝、私のにぎりこぶしよりもでかいねずみがカゴの中におさまっていた。ここまででかいと、このネズミ自体は網をかいくぐってヒナの部屋に侵入することはできないだろうが、その子孫が潜んでいるということでもあり、中途半端に小さいねずみにヒナが食われてしまいかねないことを考えると油断できない。そこで、ネズミの通りそうなところには幾重にもわなをしかけておいたのだが、果たして効き目があるのかどうか...。
そして今日の午後一番でヒナを移動させた。こうなったらやるだけの事をやって、あとは運を天に任せるのみである。
また、ヒナを移動させた後で、いよいよトマトやナスの種まきをした。これでハウスの温度管理にも神経を使う季節がいよいよ始まった。ひとりでやっている以上、これからの季節はできる限り長時間外出は避けねばならない。そうそう、この苗のほうも昨年はだいぶネズミにやられて痛い目にあっているので、今年こそはなんとかがんばらねばならぬ。
3月12日
いよいよ温床を仕込んだ。予定通りいけば今週末に種まきができる...はずである。
材料は例年どおり落ち葉と米ぬかと自家鶏ふん。落ち葉は自分で集めてきたものもあるが、今回は、昨年の秋に配達先の方々から広葉樹の落ち葉をもらうことができたのもあって、量の心配をすることなく安心して落ち葉を使えるのはありがたい。
一方、先月入れたヒナは育雛箱の中で順調に育っている。こちらも今週中には外の小屋に出さないと大変なことになりそうだが、まだヒナ部屋の準備が...。どうしましょう。ま、何とかしましょう。
3月9日
そろそろ苗立ての準備をしなければ、ということで温床の枠をこしらえた。週明けには温床を仕込む予定。
話は変わって、かねてから軽トラの前輪ががたついていたので、今日車屋さんに持っていき、部品交換をしてもらった。するとどうだろう、うそみたいに乗り心地がよくなった。仕事で車に毎日乗るようになって、前の日とのわずかな変化で今日は大丈夫、いやこのままじゃやばい、等々感じてくるようになった。会社にいた頃はたまに社用車に乗る機会もあったが、なんとなくこの車は乗り心地がいいとか悪いとか、そのくらいしかわからなかったが、いま振り返ると、当時は相当危ない車に乗っていたのでは...と思う。
3月2日
町内の公民館で営農懇談会があり、それに行ってきた。ここでは町内の農家向けにその年の農業政策についての説明等があった。その中で補助金など様々な支援制度の説明があったが、現実にそういった補助を受けようと思っても、それを受けるためのハードルがかなり高いし、またうちのような営農形態だと最初から対象外だったりもするので、当てにすることもできないし、当てにしようとも思わない。もちろん、いくら補助を出すといっても、その後はねかえってくるものがないと、ドブに捨てたのと同じことになるから、基準が厳しくなるのは当然といえば当然なのだが...まあ、いろいろ思うところはあるが、長くなるのでここではやめておきます。
2月14日
1月に札幌市内を配達中、雪道の中にできたマンホールの「落とし穴」(マンホールの真上だけ雪がとけ、圧雪路面の中でその部分だけ穴があいたようになっている。もちろん、マンホールのふたが抜けているわけではない。)にはまり、車の右前輪がその衝撃で傾いてしまった。修理工場で見てもらったが、修理代を考えると別の車を探すほうがよかろう、ということになって急きょ札幌市内で軽のバンを購入、今日はその名義やナンバー変更をするために室蘭まで出かけてきた。通常、車を購入すると車屋さんのほうで名義やナンバーの変更はしてくれるのだけれど、価格交渉の中で「変更の手続きは自分でします(だから値引きしてほしいなぁ、という気持ちをこめて)」と言ったこともあり、自分で行くことになったのだ。
ところが天気予報どおり、お昼過ぎから猛烈な南風と雪が入りこんできて、苫小牧から登別の海沿いの道は運転しずらいのなんの。それでも、行きは時間が早かったから予想通りの時間にたどり着いたが、帰りは帰宅ラッシュの時間とも重なって、横風はきついわ見通しはきかないわ、そして車はノロノロ、車線が減るところでは車が全然動かず、さらに変な割り込みがあったりで、途中で食事に寄った時間を差し引いても、片道2時間のところでいつもより40〜50分ぐらい余計にかかってしまった。
ちなみに、軽自動車の変更手続きはふつうの車に比べて楽なもの(らしい。私は軽しか所有したことがないから)。新しい持ち主が手続きに行く場合は、もとの持ち主の印鑑の押された「申請依頼書」と、当該車のナンバープレートと車検証(当該車で車検証を忘れずに現地に行けば間違いはない)、自分の印鑑、住民票があれば、あとは軽自動車検査協会(軽自動車の車検場)に置いてある(というか「売られている」)書類に記入すればOK。書き方はその場で教えてくれる。こうした申請書を代筆してくれる「代書屋」という商売もあるらしいが、この程度の書類であれば、人に頼まなくても自分で十分書ける(はず)。
早い話が、お金を節約したかったらぎりぎりまで自分で手続きをすることと、自分でできることとプロにしかできないことを見極めることである。ただ、そのことに気づくまでにどれほど高い授業料を払ったことか...。
2月13日
雪が少ないねぇ、なんて言っていたら、昨日一気に積もり、昼に雪を投げたらまた積もり、でも歩けないほどではないから2回目はしないで放置していたが、気がついたら「少雪」というほどでもなくなっていた。とはいえ、いつもより少ないのに変わりはないが。
さて、この時期になると毎年毎年巷ではチョコレートの話題ばかり目立つようになってくる。いつも聴いているラジオ番組では、やはりバレンタインがらみのネタが話題の中心になっていた。浮気心が云々とか、義理チョコどうなのとか、過去に一番もてたのはいつ頃とか...。まあ他人の話をきくといろんなことがあるものだと感心してしまうが、自分を顧みるに、本命がいなけりゃ浮気もへったくれもないし、本命チョコはこれまで生きてきた中で一度ももらったことないから、どうせ手にするとしても義理か同情チョコだし、もともともてないから「一番」なんていつなの、って感じで、結論。「俺には何の関係もない!!!」
私のような人間にとっては、クリスマスとバレンタインはどうでもいいのである。経済効果ウン億円などという話題は蚊帳の外。経済界の皆さんごめんなさいね、GDPに貢献できなくて(笑)。
1月29日
久々のまとまった雪で5日ぶりに雪投げをしたが、機械で投げていてからだをあまり使っていないはずなのに、全然寒くなかった。そのかわり雪が重たかったが...真冬に春のような雪である。
最近、北海道のメディアでは「日豪EPA交渉」のニュースがよく取り上げられている。日豪EPA交渉、つまり日本とオーストラリアとの経済連携協定に関する交渉であるが、その中でオーストラリアは農産物の関税の撤廃を求めている。その対象農産物が小麦や牛肉、乳製品、砂糖といったもの。これが北海道の農業やそれに関連する産業にもろ影響がある、ということで、道内では大きなニュースになっているのだ。その交渉が近々始まるということなのだが、私としては、このまま関税を完全撤廃するのは反対である。
とはいえ、私はこの点不勉強なので、いろいろと調べものをしてみたところ、日本国内では、経済界や経済学者などに多くみられる、早く交渉を成立させてほしいという立場と、農業関係者などに多く見られる、慎重にしてほしいという立場とに二分されているようだ。それぞれの主張を見る限り、それぞれの立場からすれば理解できなくもないのだが、双方の議論を見ていて一番気になるのが、お金の議論に偏りがちな点である。
もちろん、カネは大事だし、経済力もないよりはあるほうがいいとは思う。ただ、それと引き換えに農業を犠牲にするのはどうかと思う。これは私が一農民だからというのではなく、「カネがあっても食べ物を手に入れられなくなるリスク」についての視点が双方の主張に欠けているような気がするのだ。たとえば、ただでさえ最近はオーストラリアで干ばつが続いており、自国の家畜にさえ十分なえさを与えられていないという状況があり、ましてや外国へも安定供給されるかどうかが疑問視されている見方もある中で、お金をいくら積んだところで、「出す食料がない」という事態にもなりかねない。これはオーストラリアに限ったことではなく、これまでは農産物を輸出していたブラジルや中国で、化石燃料に代替する「バイオ燃料」の材料として、従来食用に出していた農産物を自国の燃料用に回す動きも出ていて、こちらも「出す食料がない」ということになりうる。さらに、地球温暖化など、環境問題が多々あって、地球全体でみて従来の農業生産が維持される保証はどこにもない。
だからといって、いまカロリーベースで40%ほどしかない日本国内の食料自給率をいきなり100%にするのは無理な話だし、足りないものをお互いが補完し合う関係は重要だと思う。とはいえ、いざとなったら食べるものあるなしは命にかかわる問題である。だから、できる限り、日常の食べ物は可能な限り身近なところで調達し、足りないものを輸入などに頼る、というのを国策の基本線にすえないとまずいんじゃないか、と思う。以前、どこかのお偉方が「日本の食料自給率を金額ベースで75%にする」なんてのたまっていたけれど、それこそ、カネがあっても飢え死に、なんて話に陥ってしまう。
明後日31日、札幌で日豪EPA交渉に関するシンポジウムが行われるので、そこに行っていろいろ話を聴いてこようと思っているが、このシンポジウムは農業関係者の側が主催しているものである。だから、北海道の農業を守れ、というような流れになるのだとは思う。ただ、こうした側のこれまでの主張を見ている限り、マイナスの「経済効果」の話ばかりするなど、これまた疑問がなくもないのだが、これに関してはシンポジウムを聴いてからまた一筆取ろうと思う。とりあえず今日のところはここで小休止。
1月22日
訳あってかねてから平日の昼間に室蘭へ行かねばならないヤボ用があったのだが、やっと今日済ませてきた。普段通っている苫小牧もだが、その先の白老、登別といった浜沿いの国道も積雪はゼロ、雪はせいぜい日陰の隅にうっすら残っている程度である。室蘭もしかり。終わってみれば(※)夏タイヤでも100%大丈夫な状態だった。大寒も過ぎたというのに、本当にこの雪のないままの状態で終わるのか〜???
(※注)
「終わってみれば」というのが重要で、いまどきの北海道は、どこでいきなり凍った路面が出現するかわからない。どんなに道が乾いていても、最後の最後で凍った路面に出くわし「わや」になることもある。したがって冬タイヤをはいて出かけるのが正解。油断は禁物。
1月20日
一昨日の晩、とあるラジオ番組を聴いていたら、今年は年賀状の配達が遅いという苦情が多かった、とのことだった。確かに、前に書いたとおりうちも今年は遅めだったなぁ、と感じてはいたが、番組をよくよく聴いていると、どうも遅めだったのはうちだけではなかったらしい。その理由として遅めに出す人が多かったとか、郵便集配局の統廃合で混乱していたとか、アルバイトの人員が削減されていたとか、郵便局の対応がよくないとか、いろいろなことが言われていたが、番組が終わって、私はこうした苦情の根本には、気配りとかやさしさとかいった「心」の問題があるんじゃないかと感じた。
確かに、届ける側では郵政民営化や合理化等々、いろんな問題を抱えていると思うし、出したり受け取ったりする側では迅速なサービスを求めるのも当然である。ただ、こうした議論の裏には過度に「金」が見え隠れしているように感じる。つまり、「予算」が減ったのだから人員配置できない、とか、「お金」払ってんだからそれくらい当たり前だろう、とかいったように。
もちろん、お金の存在なしにはこうしたやりとりが成り立たないのは理解できるが、それなら、我々が少しでも郵便屋さんの負担が軽くなるような気配りはできないのか、逆に郵便屋さんは手紙をやり取りする人が少しでも気分よくやりとりできるようなしくみをつくれないのか、そういう視点がはて、重視されていたかなぁと思うと、その番組をきいていた限りではやや疑問が残る。
とりあえず、私ができることといえば、郵便屋さんに届けてもらうのだから、宛名書きを「楷書で」「丁寧に」する、ということである。私もかつて郵便配達のアルバイトをしていたことがあるからなおさら思うのだが、当時の経験では意外と宛名書きの読みずらい手紙は多かった。それも、字が上手い下手という問題ではない。読みやすいか否かが問題なのである。宛名が草書で書いてあったりとか、ワープロでも崩した字体だったり、文字の大きさが小さすぎたり、漢数字の一ニ三が縦書きで連続して紛らわしかったりとか、本当に泣きが入る手紙は多かった。局員さんの仕分けを横で見ていると、それはすごいスピードで次々に箱に入れていくのだが、1枚そういう手紙があると、そこで作業は中断、しかも周囲の人と「これなんて読める?」などと相談したりするから、ほかの人の作業も中断してしまう。もちろん、間違って記入してしまうことはあるから、そうなったら申し訳ないと思うが、しかし自分の出した手紙のすべてが局員さんを困らせている、となればこれは考えものである。
もちろん、宛名を丁寧に書いたからといってすべての問題が解決するとは到底思えないが、その心がけのあるなしは、郵便物配達の作業性を大きく左右する、とは思う。
1月12日
やぼ用があって、一昨日旭川へ行ってきた。本当はゆっくりしたかったところだったが、出発したのが11時前だったので、帰宅が遅くなってしまうと、午後のたまごが鶏小屋で放置されたまましばれて割れてしまうかも、と考えるとのんびりしてもいられず、とんぼ返りになってしまった。
そうは言っても、空腹のまま運転するわけにもいかず、どこかで昼食をとらなくては...というところで、美唄の国道沿いにある食堂で昼食をとった。美唄は鶏めしが有名らしく、その店でもメニュー表の3分の2ぐらいを写真入りで鶏めしの紹介をしていたので、どんなものかと思って食べてみた。炒めた(と思われる)鶏肉とたまねぎを、お米といっしょに炊き込んでいる(であろう)素朴な感じのものだったが、確かに自信のメニューだけあって美味しかった。
でもそういえば、正月に塩で包み焼きした塩辛い鶏肉が、まだうちの冷蔵庫にあったよなぁ...ということで、翌日の昼、早速鶏めしをつくってみた。が、うちには玉ねぎがないので、そこは長ねぎを適当に刻んで代用することにし、塩辛い鶏肉と刻んだ長ねぎをいっしょに炒め、洗ったお米と混ぜ、味付けに昆布としょうゆを加えて圧力釜で炊き込んだところ、なかなかいい味に仕上がっていた。それをおむすびにして配達の車に持ち込み、帰りの車中で食べたが、冷めても美味しかった(と自分で言ってどうする)。そして今晩もまた鶏めしを炊こうと準備中。この調子だと当分、鶏めしにはまってしまいそうである。
1月8日
なんだかんだいいながら、無事年を越すことができました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末は、とあるパソコンソフトの不具合が発生し、いくら立ち上げてもすぐ再起動してしまう状態になったこともあり、結局今回も年賀状の印刷は年を越すか越さないかぐらいから始めることになった。そして、元日は部落の新年会に出たあと夜な夜な筆を滑らせ、2日と3日はラジオで箱根駅伝をききながらその続き...と、相変わらずの遅筆である。でも今年は、これまでならほぼ確実に元日に届いていた人からの年賀状ですら遅めになるなど、届いたほうも例年より遅めだった。私ぐらいの年代であれば仕事で忙しい人が多いと思うので、25日までに出して元日に届くようにしましょう、なんて人は年々少なくなっているのかもしれない。
さて、年を越してからの1週間は季節はずれの暖かい日が続き、寒い朝でさえ気温はぎりぎり二桁(もちろんマイナスですが)いくかいかないか、といった程度だった。朝一番で鶏小屋に行っても、水桶の水があまり凍らないどころ、まったく凍っていない日も多かった。だが、おとといあたりから天気が荒れ始め、うちのあたりでは積雪はほとんど増えなかったものの、昨日は猛烈な北風が吹き荒れていた。その風の中、苫小牧へ行くと、信号待ちでは車が多少ゆれていたし、風上へ向かって坂道を上がると、ギアを落とした上にフルアクセルでも、制限速度をはるかに下回るスピードしか出ないほどだった。ただ、苫小牧はただでさえ積雪のない状態だったのに降ったのが雨だったので、スリップの心配をさほどしなくてすんだのがせめてもの救いだった。これがアイスバーンだったりしたら、ただじゃあすまなかっただろう。
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